2016年10月24日月曜日

刺激的な旅

熊本から東京まで、海外進出に意欲的な
メーカーさんを巡る旅。
「海外進出」という言葉とは一見縁遠いような
田舎町にある従業員30余りの海苔屋さんもあれば
創業数百年という、お茶屋さんや出汁屋さんあり。
みなさん異口同音に「うちのような小さな会社は・・・」
と謙遜し、業績や伝統にあぐらをかくでなく
後世のことや日本文化の継承を見据えて
異文化に漕ぎ出されている。
そしてみなさんに共通するのは
受けての立場に立った営業スタイル。
「売り込み」という言葉から想像されるそれとは程遠く、
いかに「相手にちゃんと伝わるか」に主眼が置かれたもの。
「蓄積された茶業の知恵」を誇る京都のお茶屋さんは
自分たちが手がける抹茶の品質の高さを力説するだけに留まらず
ラテや「フラペチーノ」のようなドクリンクにアレンジし
「抹茶の可能性を知ってもらうには活用法まで提案しないと!」と、工夫に余念がない。
東京日本橋で300年余り営業を続ける出汁屋さんは
本物の出汁を伝えるために日本の子ども対象に授業を行い
和食文化のベースとしての出汁文化伝承のために
世界各国でワークショックを行っている。
今や南米にも多くのファンを獲得しているんだとか。
以下は、今回の旅で最後に訪れた
その出汁屋さん八木長本店。
https://www.facebook.com/yagichohonten/?fref=ts
私と同世代?と思われる、9代目主人の西山麻実子さんが
とっても素敵でした!



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