2016年11月8日火曜日

もっと自慢したい地元企業

昨晩は、愛媛の大手地方銀行である伊予銀行さん主催の「いよぎん海外ビジネス交流会」でした。地元を代表する企業の中、生まれたばかりの超零細企業でしかも女子(一応私のことです)はアウェイ感満載でしたが、伊予銀行国際部の方々のご配慮もあり、複数の方々と名刺交換をさせていただくことができました(ありがとうございました!)。

当然のことながら、お会いするのは既に海外進出を果たされている方々ばかり。「へえ〜そんな国で、そんなことを!」と驚きの連続でした。中でも海外進出先進事例として全体に向けて発表された株式会社愛亀さんの取り組みは大変興味深いものでした。取り組みの一つとして、道路のくぼみやひび割れを簡単に埋めることができる舗装補修材「エクセル・パッチ」が紹介されました。特別なスキルがなくても、常温でも扱える補修材(アスファルト舗装でよく見かける高温ローラー必要なし)の需要は開発途上国で非常に高く、現在は、JICAと展開するカンボジアやインドのインフラ整備で活用されている他、タジキスタンを始め、多くの国から愛亀さんの技術と商品に対して引き合いがあるそうです。

愛媛生まれで愛媛育ちと仰る愛亀の代表取締役西山氏ですが、幼い頃から好奇心がとても強かったとのこと。国内市場の縮小を感じた時、「海外に出よう」と直感的に感じたそうです。もうじき還暦とは信じ難い立ち居振る舞いで、プレゼンテーションはiphoneをiwatchで操作。他方、多くの実績にもかかわらず、「今こういうことをやっているというだけのこと。先のことは何もわからないんですよ」と謙遜される。外へ外へと目が向きがちな若者に、もっと知って欲しい地元の人や会社がたくさんあると実感した夜でした。

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