2017年3月19日日曜日

顔の見えない相手と「顔の見える関係」をつくる

ネット上でのサービスや、友人からのオンライン上での紹介を通して出会い、メッセージや電話でのやり取りを重ねながら関係構築していく、または1年に数回顔を合わせ、それ以外はオンラインでやり取りしながら作業を進めるという「人付き合い」が最近どんどん増えています。仕事の依頼先やパートナー、子どもたちの留学先や旅先でお世話をしてくださる方々など、頻繁にやり取りする相手はアフリカ大陸からアメリカ大陸までに及び、PCに向かいながら相手国のそれぞれの時間を思い浮かべてメッセージを送ることも、最近では割と容易にできるようになりました。

お付き合いしている方の中には、もしかしたらこれから先も実際お目にかかることはないかもしれない人もいます。しかし、その方がいつもこちらの状況を懸命に想像し、丁寧なコミュニケーションを心がけてくださっていることが、文章の端々から読み取れ、この頃は身近にいる「顔の見える相手」と同じくらい大事に思うようになっています。ただ私自身がその相手に大事な存在と感じてもらえているかは未知数です。つい先日も、顔の見える人に対する体裁を取り繕うことに気をとられ、見えない相手に表面的な言葉を返し、嫌な気持ちにさせてしまいました。まだまだだなあと感じます。誠意と温かみが伝わるような、小手先でないオンラインのコミュニケーション力と、離れていてもガッツリとタッグを組んでプロジェクトを実現させるリーダーシップをもっと磨きたいです。



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