2018年1月10日水曜日

スリムダウンで得たもの


契約満期に伴い、11月頭、過去10年間住んだ戸建ての借家を離れ、市内中心部の賃貸マンションに引っ越しました。夫も私もアラフィフで、いつまでも自転車で走り回るわけにはいかないだろうというのも理由の一つ(我が家にはマイカーはありません)。新居は、これまでの戸建てに比べ部屋数も少なく、床面積も三分の二程度ですが、住み始めて2か月の感想は「大満足」。どこにでもアクセスが良い立地もさることながら(職場も銀行も図書館も税務署も法務局も市役所も近い!)、所有物をスリムダウンしたことで、何がどこにあるか明確で、探し物をする時間が圧倒的に減り、余計な行動と思考が減ったことが嬉しい。実際、仕事の段取りも以前より効率的になり。今年のお正月は年賀状を事前に準備する余裕も、”なんちゃっておせち”を作る余裕も生まれました。

また、家族の距離がぐんと近くなったことが二重丸。以前の住居ではテレビがアンテナにつながれておらず、家族が個別に所有するタブレットやPCで別々のものを閲覧していて、同じ屋根の下にいるけど「心ここにあらず」ってことも少なくありませんでした。でも今回の家ではケーブルテレビが装備されているため、こじんまりのリビングにデーンと鎮座するモニターに映し出される映像に、いやおうなしに全員が目を奪われ、結果みんなで同じものを観て盛りあがったり、意見交わしたり。みんなでソファにギュギュっと座って「テレビ回帰、意外といいね」。昭和の実家をちょっと思い出す・・・。

今回の引っ越しでサヨナラしたものは、食器棚、洋服だんす、湯沸かしケトル、食器乾燥機、デスクトップ等々。長男が帰国したらどこに寝るって課題もあるけど、終活に向けての第一歩かな。このまま年と共にシンプルに、自由な方へ向かいたい。そして、それより何より、オーナーが素敵な方。感謝を感じながらの日々。そんな我が家に後ろ髪ひかれながら、今年最初の出張に行ってきます。



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